熊本県山鹿市鹿本町の御宇田地図の水田へ供給する水路がある。
推測ですが、熊本県下では古い時代に造られたモノと言えましょう。
正式な情報と云うものは少ない。
925年、当時の領主である御宇田氏によって造られたものと云う。(山鹿市史記)
現状の円形分水施設は、昭和になってコンクリート製になったと云う。
其れ以前はどうだたのか?
上内田川の堰は石積みだったそうだが、円形分水施設の資料は無い。
考えてみると、水利は地元民が命がけで守っていたものでした。今でも変わりません。
御宇田、鹿本町、菊鹿町方面は鹿北地区は山沿いに当たる。
菊池川よりも高い土地なので、水を得る為には菊池川からでは取水が難しい。
御宇田井出の分水機能とは?
上内田川より取水した水は、円形分水機構によって7:3に配分する。
7割は井出を通り御宇田へ流れてゆく。
残り3割は、何処へゆくのか?
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