菊池川流域マイクロツーリズム
菊池川は、菊池渓谷に始まる70kmの一級河川です。歴史を紐解く時、この菊池川を舞台に二千年以上遡って文化の足跡が見受けられます。
上流域は菊池渓谷から菊池市内亘辺りまで。
峡谷を勢いよく流れ下る。
中流域は亘地区(大山祇神社)辺りから山鹿市、和水町一帯は穏やかなながれである。
下流域は玉名市より有明海へ注ぐ干拓地帯である。
1, 菊池渓谷ウォーキング
阿蘇の伏流水が染み出て始まると云う菊池川の源流域の渓谷です。
体力やお時間によって三プランをご用意しました。
Aコース:フルコース(120分〜)
菊池渓谷五滝を巡るコース。
穏やかな渓谷の空気の中、滝のマイナスイオンと森の森林浴を浴びながら自然を満喫してください。
菊池渓谷奥之院(私称)
散策ロングコースの最終地は神秘的な光景がありました。
山の神に出会えそうな空間です。
広河原の滝
広い河原を水が流れます。
傍らの木陰から眺めたり水に触れたり、
絵を描く人も多くて、其々に楽しんでおられます。
四十三万滝
ロングコース後半にある滝は滝の中に立つ様な迫力がある。
家族で一緒に水場で盛り上がります。
龍が淵
二番の橋の中程で目の前に現れる滝。
マイナスイオンを全身に浴びて頂けます。
黎明の滝
渓谷の赤い橋を渡り、最初の滝。
マイナスイオンを全身に浴びて頂けます。
掛幕の滝
菊池渓谷入口にある滝。
みたい方はガイドにリクエストして下さい。
世界かんがい施設遺産
古川堰
菊池市に現存する九本の井出の内、四本は世界かんがい施設遺産に登録されて、その歴史的な建造物として高く評価されました。
追って特集します。
大場堰・原井出
産さんの滝
水源地区の産さんの滝は渓谷以下唯一の滝です。
豊潤橋の放水
重味地区の豊潤橋は農業用水路の一つとして重要な役を持つ。
一年に一度、管内の浄化の為の放水を行います。
扇状地形
菊池平野に入ると、流れは変わって穏やかになります。
人々の営みをサポートしながら、川は大きく蛇行を繰り返し田畑に山の養分を配ります。
菊池川中流域・亘地区
菊池川上流域から扇状地へ下ると、川は傾斜が緩やかになる。
亘地区からは傾斜が緩やかな川になります。
カヌーに興じる大人たち。
この時は水量が少なくてお困りの様子です。
清水地区は花房台地沿いに流れている。
白鷺のコロニーを見掛けました。
前川水源
柔らかな水質のファンは多い。
週末となれば熊本市内や筑後方面からも水汲みに来られます。
七城レインボーブリッヂ
菊池川七城町に架かる歩道橋です。
リバーサイドパーク内にあり、対岸には珍しく俵転がし跡が復元されてます。
取水口・堰と井出
堰は川を堰き止めて水を貯めて、井出へと配水する施設のこと。
写真は一例、橋田堰
橋田井出は、水田へ水を届ける為の用水路
上橋田の町中を通り、田圃へと流れます。
川の合流
菊池川の流れには、(^-^)三十以上の支流が
あります。
正面に位置する上内田川は鹿北地区の山から流れきて、此処で右手から流れ来た狭間川に
注ぐところです。
迫間川が菊池川に流れ込む合流点です。
次第に川幅が広く成ります。
中川地区の川原には、俵転がしが再現されている。
鹿北、御宇田、梶谷、中川地区の米が、此処で水運舟に積まれて、玉名市の高瀬へ向かう
菊池川(右)へ合志川(左)が合流します。
川の合流点です。
合志川から菊池川へ繋がる処。
ご覧の様に合志川の方が若干、高いようです。
これから、山鹿市へ向かいます。
0コメント